
夫婦喧嘩で夫から殴られたり、蹴られたりすることって少なくないみたいです。
私も周りのママ友から「夫に殴られた」という話をよく聞きますし、夫がものに当たるタイプの男性の場合もいつ自分に暴力が向いてくるか分からないので他人事ではありませんよね。
かくいう私も、結婚したばかりの時、一度だけ寝てるマットレスを蹴られたことがありました。
夫婦は良いときも嫌なときも一緒にやっていかなければいけません。
暴力を振られた時の対処法を考えたり、パートナーの心理を理解することでより良い関係になれたり、自分を守れることになります。
ということで今回は、夫婦喧嘩で手が出る夫の心理や対処法をお話しします。
是非最後までご覧くださいね。
夫婦喧嘩で手が出る夫の心理とは!旦那に手をあげられた時どうすれば良い?
どうして手が出るのかを理解して事前に防ぐ
意味なく暴力を振る場合は論外ですが、夫が喧嘩の時に思わず手が出てしまうのには理由があります。
「暴力を振るった方が悪い」というのは正論ですし、それを盾に夫だけを悪者にするのは簡単です。
ですが、そこで「なぜ手が出てしまったのだろう」と歩み寄ることで夫婦としてレベルアップできるのではないでしょうか?
では、手が出てしまう原因や夫の心理についてお話ししていきますね。
口で言い返せないから手が出てしまう
口喧嘩の段階では、男性より女性の方がはるかに口が立ちます。
ですから男性は、喧嘩をしたときに正論で理詰めにされたり、言い返す間もなく追い詰められてしまいがちです。
すると、どうしていいかわからずに手が出てしまいます。
喧嘩をしたときの目的が「お互いの意見の交換」ではなく「相手を負かすこと」になってしまうと、相手を追い詰めたり責めてしまうとこになるので注意です。
外でのストレスが溜まっている
家庭内以外で、仕事関係、友人付き合いでのストレスが溜まっている男性も喧嘩をしたときに手が出てしまうことがあります。
家に帰れば安心できる、妻がいるからと外でのストレスと戦っているのに喧嘩をしてしまって「お前だけは味方だと思っていたのに」「誰のために頑張ってると思ってるんだ」と手が出てしまうのです。
家は安心できる場所、妻だけは味方でいてくれると思っているので強い絶望間を感じて手が出てしまうのだと思います。
踏み込まれたくない 言われたくないことを言われた
たとえ夫婦と言えど、絶対に言ってはいけないことや踏み込んではいけないゾーンがあります。
喧嘩がヒートアップしてしまって、奥さんが思わずお給料のことに触れたり、親をバカにしたり、人格を否定してしまうと我慢できずに手が出てしまうのです。
余裕のないときに喧嘩をすると手が出てしまう
仕事が忙しくて寝不足が続いていたり、大きな失敗をしてしまって落ち込んでいるときに喧嘩をすると、余裕がなくてキャパシティの限界を越えてしまい手が出ます。
いつもなら、我慢できることも我慢できなくなるのですよね。
私が夫に一度マットレスを蹴られたときはこの状態でした。
ちょうど仕事が忙しいときで、体力的にも精神的にも限界だったんだと思います。
人が変わったようになっていたので、ビックリしました。
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ナメられたくないと思っている
口喧嘩でいつもやられっぱなしだったり、普段から奥さんの方が力関係が強かったりすると「負けたくない」「ナメられたくない」と手が出てしまうこともあります。
夫婦になっても男のプライドというものが、多かれ少なかれ必ずあるので我慢の限界が来てしまったのでしょう。
日頃から感謝の気持ち、労いの言葉を伝えると少し違うも知れませんね。
手を出されたらどうすればいい?
では、夫婦喧嘩の時に手を出されたらどうしたらいいのでしょうか。
いくつか対処法をご紹介しますので、自分達にあった方法を見つけてみてくださいね。
「手を出された!ひどい!」ではなくて、その後を考えられるようになることで新しい夫婦関係が築けるかもしれませんよ。
少し距離を置く
夫に手を出されたら、少しだけ夫婦の距離を置くことをおすすめします。
外に散歩に行ってもいいですし、友人の家やホテルに二泊ぐらいするのもアリですよ。
家出という形になってしまうと、向き合うことを諦めたと捉えられてしまうかもしれないので、必ず手紙や口頭で伝えてからにしましょう。
離れている間に、夫も色々と考えなおして反省するはずです。
自分も少しクールダウンすることで、「ここは私が悪かったな」と思うところがあるかもしれません。
実家に帰る
これも距離を置くためなのですが、実家に帰ることで「暴力を振るったということがとても大変なこと」と考えてもらえるのです。
「親に話したのかな?」
「もしかしたらこのまま帰ってこないかな?」
とハラハラしながら、事の重大さに気づかせることができますよ。
証拠を残す
一度で済めばそれが一番ですが、その後何度も繰り返されたり、それが原因で離婚話になることもあります。
なので、写真に撮ったり病院で診断書をもらって証拠を残しておいてくださいね。
伝えることで、「離婚に繋がること」「次はないということ」を理解してもらいましょう。
夫の両親に話す
夫の両親に”夫に暴力を振られたこと”を話すのも、夫を反省させる方法の一つです。
大抵の場合は、味方になって夫を叱ってくれますから相談してみてくださいね。
自分の両親からお灸を据えられれば、次はしないように考えてくれるかもしれません。
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あえて謝ってみる
普段は仲良しなのに初めて手を出された場合は
「あなたは暴力を振るうようなつまらない人ではないのに、私がそうさせてしまった」と謝ってみるのも良いと思いますよ。
「自分のことを大切にしてくれてるのに手を出してしまった」
「俺が悪いのに謝らせてしまった」
と考え直してくれる可能性が高いです。
また、普通なら怒るところをあえて謝ることで懐の深さをアピールできます。
今後もっと大切にしてもらえることもあるので、負けるが勝ち精神で試してみてくださいね。
まとめ
今回は、喧嘩をしたときに手が出る夫の考えや手を出されたあとの対処法についてお話しました。
一番は手が出るまで夫を追い詰めないこと、手を出されたらしっかり反省して次はないように考えなおしてもらうことですよ。
「あんなときもあったね」と笑い話にできるように、対策してみてくださいね。
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ネイリストから夜の仕事に転職、5年勤めたのち結婚を機に退職。現在は子供と旦那と暮らし、ライターとしての活動をしています。好きなことはDIY、お洒落、買い物。皆様の悩みに寄り添った記事を書けるように心がけています。