
彼氏のことは大好きだけど、よく喧嘩になってしまうというカップルは少なくありません。
その彼氏と「結婚しても大丈夫なのかな?」と考えた時、喧嘩が絶えないことによって夫婦生活が上手くいかないんじゃないかと心配になってしまうことでしょう。
喧嘩ばかりの彼氏と結婚しても大丈夫なのか。
そして結婚しても、今と同じように喧嘩が多い夫婦生活になってしまうのか。
その不安と心配を解消し、彼氏との明るい未来が築けるように対策を身に着けておきましょう。
喧嘩ばかりの彼氏と結婚しても大丈夫?喧嘩が多い夫婦生活になる?
言いたいことを言える関係は、信頼関係が築けている証拠
まず、彼氏と喧嘩をすること自体は決して悪いことではないことを覚えておきましょう。
違う環境で育った者同士が、一緒に居てすべて分かり合えるといったらそれは無理に等しいことです。
価値観が違う、そして性別も違う2人が同じ道を並んで歩くためには、時に衝突が必要です。
「私の価値観はこうだよ」と見せること、そして相手の価値観を知ることには必ず意味があり、それを理解していくことで徐々にひとつの道にたどり着きます。
そして何よりも、言いたいことが言える関係は、信頼関係が築けている証拠で、“嫌われないように”と気を遣ったり遠慮する“壁”がなくなっている証拠と言えます。
喧嘩をすることでお互いを知り合えるため、悪いことではないのです。
価値観は否定したり改善させるのではなく、受け入れ認めてあげるべき
「私はこう思うからあなたもそうして」と、自身の価値観を相手に押し付けてしまえば、当然相手と折り合いがつきにくくなります。
喧嘩に発展する理由に多いのは、この“価値観の押し付け”によるものです。
自分が正しいと思うことであっても、相手にとっては間違っていると感じることは多々あります。
「いやそうじゃないでしょ」とあなたの価値観を押し付けて相手を変えようとすることは、相手にとって不満となるだけです。
価値観は否定したり改善させようとするのではなく、「ちょっと私と違うな」と思っても、受け入れて認めてあげることで喧嘩は減っていきます。
「こんな生き方もあるんだ」
「そんな人もいるんだ」
とあなたとの違った価値観を受け入れてあげることで、あなた自身の視野や価値観も変わってくることがあるのです。
なぜ喧嘩になっているのか、根本的な原因を探る必要がある
彼氏と喧嘩が絶えない、会えばいつも喧嘩になってしまうという場合は、そもそも喧嘩の根本的な原因を解決できていない可能性があります。
何かを決めなければならない時や意見の違い、解釈の違いによる誤解などから喧嘩に発展する分には、それぞれ元の価値観にズレがあると言えます。
ですが、会うたびに喧嘩になってしまうという場合は、根本的な原因にお互い思いやりや優しさが足りていない、というケースが多いです。
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思いやりや優しさは、結婚後特に大切になる
- 相手のことを尊重する
- 思いやる
- 時に優しくする
ということは、交際時以上に夫婦生活で大事と言えるかもしれません。
喧嘩を全くしなかったというカップルでも、夫婦になり共に生活をいていく中で、思いやりや優しさがなくなってしまえば、当然喧嘩に発展します。
意外とこのタイプの夫婦の方が、修復が難しいことも多いのです。
ちょっとした発言が気になる、相手を傷つけるようなことを平気で言ってしまうという状態になっているとしたら、一度立ち止まることが大切。
相手のせいにするのではなく、
「もしかしたら優しさがなくなってきているのかも」
と、自身を見つめ直してみてください。
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素を出せるようになってから喧嘩が絶えない場合は、猫をかぶっていたせい
ある程度交際が続くと、徐々に素を出せるようになってきますよね。
そこから喧嘩が絶えなくなった場合は、付き合う前や付き合い初めに猫をかぶりすぎたせいであることが考えられます。
相手は、猫をかぶった状態のあなたを好きになった可能性があり、素を出すようになった途端喧嘩が絶えなくなった場合は、結婚をしても上手くいかない可能性があります。
なぜなら、猫をかぶった状態のあなたを彼氏は好きになったからです。
当然、あなた自身もそのままでいれば、どこかで限界を感じてしまい、結果的に爆発してしまうことになります。
よって、時間をかけて相手に素の自分を好きになってもらうか、あなたが当初の演じていた自分に寄せていく必要があると言えるでしょう。
結婚前に思う存分喧嘩して、お互いのことを知り合うことが大事
好きな人と喧嘩をしたくないからと、喧嘩を避けて結婚するよりも、喧嘩をたくさんしてお互いに深く知り合ってから結婚した方が、関係は上手くいくでしょう。
夫婦が離婚する理由に多い原因は、価値観の違いによる離婚です。
結婚する前に、衝突を避けてただ仲良く過ごしてきたカップルが結婚したら、当然一緒に生活した際にぶつかるのが目に見えますよね。
相手のことを知ろうとしなかった、自分の価値観を知ってもらっていなかったということが、価値観の違いによる離婚に繋がってしまいます。
そうならないためにも、付き合っている時に喧嘩をすることは重要なことなのです。
結婚するのは、喧嘩の頻度が減ってきてから
価値観の違いによる喧嘩が、徐々に減ってきた頃に結婚をすると上手くいくことが多いです。
もちろん、結婚してから新たに見つかる違いは出てきますが、それだけ多くの喧嘩をしても一緒に居たこと、また喧嘩の乗り越え方を知っているからこそ、例え喧嘩になったとしても寄り添うことができるようになります。
それまで多くの喧嘩をして積み重ねてきたお互いの努力が、こうしたところで結婚後にプラスになるでしょう。
「最近喧嘩しなくなってきたな」
「言い合いが減ったな」
と感じられるようになった時、お互いに理解し合ってきていると言えます。
この状態で結婚すれば、きっと結婚生活は上手くいきます。
ただ、全く相手に無関心になってしまい、相手の意見や主張をスルーする関係になってしまっている場合は、理解を深め合った訳じゃなく、喧嘩から逃げてしまっているだけです。
そこの見極めは大切なポイントになります。
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喧嘩した時のルールを決めておくと修復が簡単になる
付き合っている段階では、喧嘩になっても逃げ場がありますよね。
お互いの家に帰り冷静になったり、しばらく連絡を絶って頭を冷やすなど、距離をとることができていることでしょう。
ただ結婚後はそうはいきません。
そのため、結婚する前に、“喧嘩した時のルール”を定めておくと良いです。
例えば、喧嘩したとしても次の日は必ず朝食を一緒にとること、喧嘩した翌日はきちんと話し合いをするなど、喧嘩した後にどのような形で寄り添っていくかを、予め決めておくと良いです。
このルールがあるだけでも、お互いに寄り添うきっかけやタイミングを強制的に作り出すことができるため、そのまま片方が出て行ったり、気持ちが冷え切ってしまうということを避けることができます。
まとめ
喧嘩をすることは悪いことではありません。
むしろ、結婚を考えているのであれば喧嘩した方がお互いに理解を深め合うことができます。
逆に喧嘩を全くしないというカップルの方が、遠慮していたり気を遣っている状態であるため、結婚後に爆発し大喧嘩に発展してしまうことがあります。
また、その修復の仕方すら分からない夫婦も実際多いのです。
あまりにも喧嘩が多い場合は、まだ結婚するタイミングではありませんが、結婚する準備段階にあると思って過ごせば、その喧嘩は決して無駄じゃありません。
理解を深め価値観を認め合う関係になれた時に結婚すれば、夫婦になっても上手くやっていけるのです。
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結婚するまでは恋愛を“ゲーム”のように楽しんできたことで、良い意味でも悪い意味でも色々と経験させてもらいました。
今は1児の母として仕事をしながら、これまでの経験を活かしてライターもさせていただいております。
恋愛にまつわる悩みをできるだけ小さくできるよう、読者の方々の身近な存在でいたいなと思っています。